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2019.07.16ハウセットの家づくり  

天空率って何?

ハウセットの秋山です。以前のブログで都会の建物は主に道路斜線規制によって斜めの屋根の建物が多いというお話をしましたが、平成15年からは天空率という新しい緩和措置が加わり、道路斜線規制の中も四角い建物を建てられる可能性が広がっています。

道路斜線規制は街中の圧迫感をコントロールするというのが一つの目的ですが、高さだけでなく、土地の体積も踏まえて圧迫感を考えましょうというのが天空率という基準です。

簡単に言うと、天空率とは敷地内の建物間口を狭めた分だけ、その見付面積を建物の上に足してもいいですよということ。つまり、この天空率を上手く使うことができれば道路斜線規制が厳しい土地でも、箱型のスタイリッシュな建物を建てることができる可能性があります。

また天空率は都会で高い建物を建て土地を有効活用するためには必須ともいえる法律です。

天空率など建築関連の法律はどうしても難しく感じてしまいがちですが、実はとても身近なことだったりするので、これから家を建てたいとお考えの方は、頭の片隅に留めておくとアイデアの一つとして役立てていただけるかもしれません!