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2020.12.24ニュース
新築に取り入れたい間取り「吹き抜け」が人気上昇!
ハウセットの中野です!2020年11月19日にリクルート住まいカンパニーより「2020年 注文住宅動向・トレンド調査」が発表されました。今回は注文住宅で取り入れたい間取りという調査についてピックアップしますが、分譲住宅を検討中の方もご自身の好みと照らし合わせて参考にしていただければと思います!
検討者(首都圏)が取り入れたい間取りとして「ウッドデッキ」「回遊動線」「高い天井高」「広いテラス・バルコニー」「吹き抜け」などのニーズ増加が顕著に。今回の調査はコロナ禍で行われているため外出自粛やリモートワークなどの影響で「開放感」を自宅でも感じられる間取りを検討する人が増えたと想定されます。
ちなみに分譲住宅でも人気の吹き抜けについては全国平均で10.4%と過去三年で最高値を記録。また首都圏では前年の7.8%に対して2020年は9.8%と大幅に上昇する結果となりました。このほかにも高い天井高も過去三年で最高値を記録するなど、アフターコロナの住宅は「開放感」が一つのテーマになっているようです。
・吹き抜けのメリットとは?
吹き抜けのメリットは何といっても開放感と採光。視界が上下に広がることで部屋全体が広く見え、天井近くから光が差し込むため部屋全体が明るくなります。特に首都圏に多い狭小地の一軒家における吹き抜けは快適に暮らすために重要なテクニックの一つ。また、リビングが南・東向きにできない場合も吹き抜けがあれば光や風を取り入れることができるためデメリットをカバーすることができます。
・「吹き抜けは冷暖房が効きにくい」は本当?!
吹き抜けに対して「冷暖房効率が悪そう」というイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。たしかに暖かい空気は上に冷たい空気は下にいきますから、何も対策をしなければ冷暖房効率にも影響があります。
しかし、吹き抜けを設置している住宅のほとんどは天井にシーリングファンを設置し室内の空気を循環させています。さらに住宅自体の断熱性や気密性がしっかりとした家ならば外気の影響を受けにくいため快適に過ごすことができます。
・デメリットは対策できるがメリットは後から買えない
自身が購入する家に吹き抜けは必要か。と考えた場合、参考にしてほしいのが寒さ対策など吹き抜けのデメリットはいくらでも対策が効きますが、開放感・採光という大きなメリットは後からお金を出しても買えないということ。
吹き抜けはコロナ禍という状況だからではなく、首都圏に多い狭小地の住宅においては以前から多く用いられてきたテクニックです。吹き抜けのある家とない家、みなさんならどちらを選びますか?
参照元:リクルート住まいカンパニー
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/2ecfec174684cd2ba596fe4b0c34d95c.pdf