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2025.02.12ハウセットの家づくり  

自立する子どもに育つ!新築購入時に確認するポイントと注意点

お子さんが生まれたり小学生になるタイミングで新築購入を考える方が多いですが、お子さんに対して自ら考える力をつけてほしい!と感じている親御さんも多いでしょう。
自ら考える力・自立力が育つような家の設計ポイントを、当社の実例を交えて解説します。

今回は、お子さんの「自立力」を高めることができるキッカケになるかも知れない?住宅購入時にチェックしてほしいプランニングポイントをピックアップして解説していきます。

東京では子育て世帯における共働きの割合は、なんと約3分の2にもなります。
(※2022年・東京都調査)

共働きで忙しい中、お子さんにも自ら考え・行動できるような子に成長してほしい、と思う親御さんも少なくないでしょう。

そんな想いを持っているご家族、そしてこれからお子さんのために新築購入を検討されている方に参考になる内容になっています。

まずは、今回のコラムの要点からみていきましょう。

・お子さんの自立力とは、「自分で考えて決める力」「自分で行動する力」を指します

住宅購入時に、整理整頓がしやすいような収納配置がされている家を選ぶことで、お子さんが自ら行動しやすい

リビング内学習ができる家であれば、共働き家庭でも少ない親子の時間を快適にすごすことができ、親子お互いのメリットが大きく、お子さんも楽しく勉強しやすい環境が生まれる

収納やワークスペースは新築購入時に考えておかないと、後から設置するとコーディネートや動線が崩れる原因に

都内近郊の建売・マンションはコンパクトなプランになっている場合が多いため、あらかじめお子さんの自立力のキッカケになる要素が入っている住宅の購入をおすすめ

1. お子さんの「自立力」

お子さんの自立力とは、「自分で考えて決める力」「自分で行動する力」を指します。

子供は個人差があるものの、言われないと忘れてしまったり、面倒くさがり屋だったり、自立できるように成長してくれるか不安な側面もありますよね。

しかし、その子の性格・個性・努力といった心構えだけではなく、お子さんが自ら考えて行動しやすくしてあげる「ちょっとした工夫」で、自立心・自立力を育むことができるでしょう。

その工夫の中でも、新築時にしかできないモノがあります。

購入する建売や注文住宅が、お子さんの自立力を促しやすい設計になっているかどうか?は、購入前にぜひ確認しておきたいポイントです。

2. 自立する子どもに育ちやすい設計

それでは、お子さんの自立力を伸ばしやすい間取りや設計の工夫を2つみていきましょう。

2-1. 整理整頓がしやすい収納(適材適所)


出典:ハウセット施工事例

1つ目はお子さんの勉強グッズ・おもちゃ・衣類等、整理整頓はお子さんの自立に関して重要な要素であり、整理整頓を促すためには収納が関係してきます。

この収納で注意すべき共通のポイントは、多さや容積を増やすのではなく、適材適所に設けることです。

それぞれの場所に必要な収納スペースがあることで、自ら考えて取り出す・しまうという行動を経て考える力をつけやすくなります

出典:ハウセット施工事例

特に子供部屋の収納ではなく、スポーツ用品などを収納できる玄関収納、ランドセルを収納するための場所と配置が大事です。

建売購入時や注文住宅の間取り検討時には、その家での生活をシミュレーションしながら考えるとよいでしょう。

また、新築購入時に整理整頓しやすい収納計画がすでに組まれている家をえらぶことが、お子さんの自立力を高める近道になるでしょう。

2-2. リビング内学習ができるスペース

つづいて2点目は、リビングで勉強やワークができるスペースを設けることです。

昨今は在宅勤務をされる方も多いため、LDK内のワークスペースはニーズが高まっていますが、お子さんが使うことを想定した作りにしておくとよいでしょう。

デスクまわりにコンセントが1つあれば、卓上ライトを置いたり、学校のタブレット学習にも対応しやすくなったり、利便性がグッとあがります。

また、プラスアルファの要素として近くに本棚があると、一般的な本だけでなく教科書などをしまいやすく整理整頓の促進にもなります

さらにリビング内学習ができる家であれば、共働き家庭でも少ない親子の時間を有効的に共有することができ、親子お互いのメリットが大きく、お子さんも楽しく勉強しやすい環境が生まれやすいしょう。

3. 新築からの注意すべき「後付け」

それでは、これらのオススメの要素に関連して、後付けでの注意すべきポイントも抑えておきましょう。

3-1. コーディネートと動線のバランスが崩れる

注意点1つ目としてはコーディネートのバランスです。

もちろん、お子さんの成長も大事ではあるものの、せっかく購入した新築であれば、オシャレかつスマートに使いたいものです。

収納やワークスペースは、設計時に考えていないと後から設置することが意外と難しく、色や素材など含めてコーディネートが崩れる原因になりがちです。

3-2. 都内の分譲建売はコンパクトが故に

2つ目の注意点として、特に都内近郊の建売・マンションはコンパクトな設計になっているため、適当に収納用の箱や棚を置いてしまうと、単純に窮屈になることが考えられます。

建売購入後、後から棚や収納ボックスなどをたくさん置いてしまい、圧迫感を感じてしまうこともよくある失敗例です。

また、前章の「整理整頓がしやすい収納(適材適所)」のなかでお伝えしたとおり、適材適所の収納配置がお子さんの自立力のキッカケになりやすいことから、適当に量を増やせばいいわけでもないのです。

大きな家であれば収納も量でカバーできますが、コンパクトな都内近郊の分譲建売の場合、プランによる差が出やすくなります。

建売購入前に収納量・収納するモノをシミュレーションして、適材適所な収納計画が組まれている物件を選びましょう

4. ハウセットの事例から見る自立力を育む設計ポイント

出典:LACRIE TSUDANUMA ラクリエ津田沼・2号棟

ハウセットの分譲建売から、お子さんの自立力を促す間取りを紹介していきます。

当分譲は、2階リビング内にワークスペースを設けていますが、コンセントを完備しているため、照明やタブレットの充電など、家族全員が使いやすいスペースです。

在宅ワークのスペースにも、自宅学習のスペースにも使うことを想定して、教科書を広げて宿題ができるサイズを確保しています。

また、リビング内学習の特徴をさらに引き出すポイントとして、腰壁によって視覚だけがやんわりと遮られるように工夫している点もあげられます。

まだまだ親の目は必要でありつつも、自分一人で進んで勉強してほしい小学生の勉強スペースに適した空間となっています。

そしてキッチン・ダイニングに近い場所にプランしていますが、家事をしながら親子のコミュニケーションを図りやすい配置としています。

4-1. ただいま洗面

出典: LACRIE TSUDANUMA ラクリエ津田沼

一方、玄関には「ただいま洗面」として帰宅時にすぐ手洗いできるコンパクト洗面を配置しています。

感染症予防だけでなく自ら手洗いをする習慣を促すこともできる間取りになっています。

5. まとめ

今回は、お子さんの自立力を育む間取りについて解説してきました。

自分の部屋でこもって勉強する時期は高校~大学受験、幼稚園~中学生ぐらいまではリビング内学習がおすすめと提唱され、はや10年以上が経ちます。

このリビング内学習や整理整頓の収納についても、まさに新築のバイブル的法則とも言えます。

さらに忙しい共働き世帯であれば、お子さんが自ら考えて行動できるようになれば、非常に頼もしいですよね。

ハウセットは、共働き世帯・小さいお子さんがいる家庭を応援しており、子育てしやすい間取りを日々、研究・模索しながら分譲建売を設計・建築・販売しています。

墨田区・台東区・江戸川区を中心に分譲建売・注文住宅を展開していますので、気になった方はぜひホームページを覗いてみてください。

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