更新日:2026/10/20 投稿日:2026/10/20
地域の子育てを支える居場所「子育てひろば かぁかのおうち」を訪問しました。
地域貢献活動

先日、弊社が寄付を通じて支援している、墨田区東向島の「子育てひろば かぁかのおうち」を訪問しました。
一見、普通の民家のような一戸建て。扉を開けると、手づくりにこだわった温かく居心地のよい空間が広がっています。
「実家のような安心感を感じてほしい」
そんな思いが込められたこの場所は、0歳から2歳までのお子さんを育てるお母さんや、妊婦さんが集い、交流できる子育て支援の場です。赤ちゃんの一時預かりや、月に一度の「赤ちゃん食堂」など、さまざまな活動を行っています。

子育ての不安を、一人で抱え込まないために
代表の吉永さんにお話を伺うと、利用されるお母さんには、墨田区以外の出身の方も多いそうです。
実家が遠く、身近に育児の悩みや不安を相談できる人がいない。そんなお母さんたちの拠り所となり、ママ同士がつながる場所になりたいと、吉永さんは話してくださいました。
子育ては、不安と心配の連続です。
私自身、長男を出産した後、地域で開催されていた「2か月ひろば」に参加したことがあります。そこで出会った3人のお母さんと仲良くなり、頻繁にお互いの家に集まっては、何時間も子育てについて話をしていました。
当時、こうしたつながりにどれだけ助けられたことか。17年が経った今でも、ときどき連絡を取り合っています。
子育ての悩みを共有できる仲間がいること。何気ない会話ができる場所があること。それだけで、気持ちがずいぶん軽くなるものです。
「かぁかのおうち」も、そんな安心できるつながりを生み出す大切な場所なのだと感じました。
専門家に相談できる「赤ちゃん食堂」
「かぁかのおうち」では、月に一度、離乳食をテーマにした「赤ちゃん食堂」を開催しています。
0か月から2歳までのお子さんと保護者が集まり、同じくらいの月齢のお子さんを持つ親同士で食事を楽しみます。
会場では、栄養士や看護師の資格を持つスタッフが各テーブルを回り、参加者の話に耳を傾けています。
「離乳食をなかなか食べてくれない」「好き嫌いがあって困っている」など、子育て中のお母さんが抱える悩みはさまざまです。
身近な専門家に相談でき、同じような悩みを持つ親同士で話ができることは、大きな安心につながるのではないでしょうか。

利用者同士のつながりが、新たな活動へ
そのほかにも、ヨガや英語教室などのイベントを月に数回開催しています。
驚いたのは、英語やヨガの先生、そしてスタッフの中に、もともと「かぁかのおうち」を利用していた保護者の方がいらっしゃること。
利用者として訪れていた方が、今度は誰かを支える側になる。ここで生まれたつながりが、新たな活動へと広がっていることに、この場所の魅力を感じました。
また、0歳から2歳のお子さんを連れて自転車などで移動するのは、簡単なことではありません。そのため、墨田区内のさまざまな施設を借りて、出張での活動も行っているそうです。
必要としている人に、必要な支援を届ける。そのための工夫と行動力にも感銘を受けました。
地域の子育てを、地域みんなで支える
今回の訪問を通じて感じたのは、子育てをするお母さんたちにとって、安心して過ごせる居場所や、人とつながれる環境がいかに大切かということです。
子育ての悩みを相談できること。同じ立場の仲間と出会えること。そして、困ったときに頼れる場所があること。
こうした一つひとつの支えが、地域で子育てをする人たちの安心につながっているのだと思います。
ハウセットは、これからも地域とのつながりを大切にしながら、子どもたちと子育てをするご家族が安心して暮らせるまちづくりに貢献してまいります。